EPS-J トゥエルブ・チャンプ大会にむけての準備

2024年12月27日金曜日

自作RC

t f B! P L
時系列がひっくり返ってますが。

EPS-Jの準備のため、前週に集中してメンテ。
整備後の状態
整備後の状態

ダンパーを組み直したり、Fウイングを新品に変えたり、あちこちの緩みをチェックしたり、アライメントを合わせたり。
ゆっくりやるのでそれだけで半日ぶっ潰す勢いで。

その課程でふとおもった。
そういえば、フロントのキャスター、すぐズレるよね…
と。

仕組み上、スライドする構造をネジ3本で押えてるだけなので、ぶつけると狂う。
丁度良い場所に穴も空いてるし、ずれない様にしてみるかと。
あと、同じ作るのであれば、ずっと気になってた「貫通ビス」でサスアームを止めるのも辞めるかと。

サクッとデザインして
今回は6面フライス済みの材料の上面と下面をそのまま使うので固定が超適当
今回は6面フライス済みの材料の上面と下面をそのまま使うので固定が超適当

精度が要求されない時はけっこう適当なスタイル。
平面は保証されてるので、Z軸が多少斜めに倒れてたってわかんないってw

材料の両方を押えないといけない所だけど、今回は削り出す物の大きさの都合と、上面下面については6面フライス済みで平行が出ている状態のまま使うので「材料勿体ない」を優先。

カーボンも切り出してサスアーム一式を新調。

新型Fサスアセンブリ
新型Fサスアセンブリ

ビス4本固定
ビス4本固定
元々長穴加工されていて、前後に動かす事でキャスター調整…していたところ、長穴加工を辞め、さらにネジ穴を追加で開ける事で完全固定。

KARPにしろ谷田部にしろ、とりあえず4度。みたいな使い方しかしない為完全固定。

結果…予選一回目で衝撃が全てボールエンドに言ったのか、右フロントを壊した訳だが…まぁ最初の一回だけでそれ以降は壊れていないのでキャスター完全固定による是非については暫く様子見。
今のところ「セッティングが楽なほうがイイ」が気持ち的に上回ってる。
きちんとグリップする路面でも勿論キャスターは調整出来た方が良いんだけど…
キャスターについては…微妙な面もあるが、専用のスペーサー噛ませばいい的な何かが出来れば良いんだけど、良い案がないので今回はスキップ。

貫通ビスにより、サスアームのアセンブリと、サスアームそのものを止めていた旧型に対し、新型は「サスアームを土台に固定する」のと、「土台をシャシーに固定する」ビスをそれぞれ別に分けたんだけど、これは『ビスが長いとズレるから」の対策。
完全に対策したサイドリンクと違い、前サスについては車高の調整でスペーサーを挟む都合、限界があるが、新型と旧型では5mmほどビスの長さを短く出来る。

サスアームを止めるビスと、シャシーに固定するビスを分離
サスアームを止めるビスと、シャシーに固定するビスを分離

合わせて、サスアームがたわむ時のたわみ方を変更する為にサスアーム根元のネジを進行方向に大して平行に止めるのではなく、若干逆ハの字に調整。
逆ハの字。合わせて力の突入方向に根元のビスが来るように。
逆ハの字。合わせて力の突入方向にアセンブリ固定ビスが来るように。


ぶつけた時のベクトルはこうなる(はず)
右前足をヒットした時のベクトル(想像)
右前足をヒットした時のベクトル(想像)


…freecadを使えばシミュレーションも出来るんだけど、ぶつけた時の衝撃の強さを数値で入力しろなんて言われてもワカラン→実際にぶつけてみた方が早い
のであくまでも想像で作成。

レース中になんどかぶつけたものの、特に問題なし。

むずかしいねぇ…




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