HUDYに代表される、いわゆる高級ブランコが届きました。
Arrowmax 4D Set-up System |
…仕組み上ブランコとは言えないか。
アローマックスって香港の会社だったっけ??
下記5つ。
キャンバーの支点がブランコは上にあるけど、今回の支点は下側にある為か、踏ん張る必要がないのでキャンバー側の支柱が非常にコンパクト。なのでわざわざ分解しなくても大丈夫な様にしたんだと思う。
中国から届いたけど。
キャスター・キャンバー・トーの3つは通常のブランコでも測れるんだけど、この新製品はタイヤ間の距離が測れる。
いままでF1のセットアップはイーグルの製品を使っていたんですが、もうちょっとちゃんとした奴がいいなぁ?と思い、円安がじわじわと進行しつつあった春先にarrowmaxから新型が出るって事で予約したのがようやく届きました。
いままで使ってたのはコレ。
一つ謎なやつがいる |
ていうか測ったところでセット変更できn…ゲフゲフ
キングピンアングルとかRCにはついてないのであくまでも「ホイールナットの間の距離」でしかない。決してスクラブ半径の影響を測るとかそういう目的の物ではない点に注意が必要。
まぁそれはさておき。
今回のセットアップシステムの最大の利点は
通常のブランコだと上からアクリルをかぶせてトーを測るアレ、
- (アクリルの板をかぶせて)
- ステアリング切って
- ずれたアクリルを当て直して
- トントン軽く叩いたりしてみて
- メモリを読む
- もう一度2.に戻って値が間違ってないか見てみる
という一連の面倒な調整が左右それぞれ儀式じみた手順が必要な所、
このセットアップシステムだと
- (土台を踏んづけて)
- ステアリングを切って
- メモリを読む
- もう一度2.に戻って値が間違ってないか見てみる
トーの調整がすごく楽。
あの「アクリル板様に御願いをする為のとんとん儀式」がないだけでこんなに楽なのかと。
キャスターを倒そうとAアーム前側のターンバックルを伸ばすとキャスターとキャンバーと、合わせてトーも狂うのが目に見えて解るのも良い点。
解ったところで「合わせましょうね」の一言であり、トーは基本的に最後に調整する箇所である点というのは変わらんけど、全部同時に狂って行く様は見ててちょっと面白い。
ただ、逆にこの構造から来る致命的な欠点が一点あって、
まぁ3mm以下の車を走らせるなって話だけど、要はキャンバー測る時に「サスをダンプさせて戻したときのキャンバーを計る」ってのが土台を踏んだままだとやりにくい。
土台を外せば良いだけの話なんですけどね。
ただ、土台を踏んだ状態で設計されてるのが外すのはちょっとなぁ…という感じ。まぁ外したところでキャスターはともかくキャンバーは理屈上変わりませんが。
ちなみに購入したのは1ペアのみ。
DDしかやらないので。通常のツーリングカーなどの場合は2ペア必要。
日本の代理店だと2ペア前提で、1ペアは取り寄せってなってる様子。
下記5つ。
- 左右を連結する、トー用のゲージ
- キャスター・キャンバー用のゲージ
- ナット2つ
- ケース(2ペア用。1ペアでも2ペア用に入ってた)
- 挟む為のスポンジシート
キャスター・キャンバー用のゲージは分解の必要無し。
というか普通のネジで止まってて外す前提じゃないことをアピールしてる。
分解する必要がないので、「毎回必ず同じ組み合わせになる様に、某動画の様にタックラベルを貼ったりして管理に気を遣う」必要は…かなり楽になった?
DD車両だとフロントしか使わないので気を遣う必要は一切無し。
何より組み立ての必要が無いって点から机の上に用意するというセットアップシステム最大のハードルがかなり低い。
「あー前回測ってから何も変更してないし組み立て面倒くさいからいいっかー」
ってハードルが半分になる。
ゲージの部品を取り出したの図 |
今まで使ってたイーグルのゲージ用に以前作ったキャスターアダプターはコレ専用に作り直す必要があるな…
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