Alibre atom3Dを使ってみた

2022年8月14日日曜日

3Dプリンタ

t f B! P L

3DCADソフトの乗り換え先として、個人で使うには現実的な選択肢になるであろうAlibre Atom3Dの体験版が配布されてたので試してみました。

帰省中に、ノートPCで。だけど。

サイズは適当
出来る出来ない他、解りやすいか等がメインの為、作ったのは適当に…なんとなくロールダンパー。ボールジョイント・伸び縮み・回転などRCの設計に必要な稼働は大体このくらいだし。

イイトコロ
  1. 滅茶苦茶解りやすい
    チュートリアルPDF(英語)含めて上の画像のロールダンパーっぽいのがきちんと動く様になるまで約3時間。乗り換えの為の学習コストが恐ろしく低い。
    操作自体も解りやすいし、操作内容と結果が単純明快。
ワルイトコロ
  1. ネジがない
    穴・出っ張りは作れるけど、ネジ穴・ネジが作れない。
    自分でモデリングすれば出来るけど…図面に落とし込む用途には使いづらいと思う。
    3Dプリンタを使う分には普通タップを立てるので全く問題なし。NC部品を外注するには…ちょっと無理があるかも知れない
  2. 稼働制限がない
    スライド・回転・ボールジョイントなど、すごく解りやすいが可動制限が付けられない。スライドの場合は無限に伸び縮みする。
    後述の接触検知も合わせて「この範囲で動く」ってのが出来ない。例えばサスアームだと部品がひっくり返って部品が飛んでいったりってのが簡単におこる。
  3. 接触検知がコレジャナイ
    Fusionの接触は「当たったら止まる」定義が出来る。
    Alibreの場合、「当たっても止まらない」。定義が出来ない。
    その代わりに接触してる箇所を別メニューで可視化出来る。動かしたあと、メニューから接触検知を都度起動する形。なのでリアルタイムで解るワケじゃない。特定の角度でのみ接触するとか、可動域を制限する為のストッパーなんて作る際はちょっと困る。
結論だけ言えば、RCの設計をする分には、ギアとかややこしい事言わない範囲ならコレで十分可能な感じ。可動制限がないのが地味につらい…けどまぁ脳内補間が出来ればどうにかなるかなーって感じ。
3万4万でこのくらい出来れば十分じゃないでしょうかね。
今月末までキャンペーン価格で売ってるみたいなので…FreeCADが駄目そうならこれでも良いかな。

FreeCADの方はちまちま勉強中…

FreeCADの別ブランチバージョン
なんて言うか…

最近ようやくYoutubeの「見た目が全く違うFreeCADを使ったチュートリアル動画」は別ブランチ(GIT用語)のFreeCADだという事が解った。

で、いろいろ細かい説明してくれる動画はこっちのバージョンを使った物の方が多い。

軽く使ってみたけど…なんでこっちが正式バージョンじゃないんだ?

なんていうか、中身のオブジェクト構造がそのまんま見えてる正式版と、中身のオブジェクト構造を上手い具合に解りやすく表示してる別ブランチバージョンって感じ。


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