最後はボールデフ

2011年7月6日水曜日

TA-06 2WD

t f B! P L
デフ。

まぁRCの場合ギアデフかボールデフの2択で現在自作RC(2WD)にはボールデフ、TA06(2WD)にはギアデフが乗ってるんだけど…
「ボールデフはギアデフと違ってLSD効果がある」
と言われてるけどよくわかってないひとが多いので自分が考えてる理屈を簡単に。

ボールデフを一言で言うと
力が加わると重くなるデフ

なんでか?

言葉に言い表すと(括弧内はギアデフの場合)
「デフにボール(ベベルギア)が入ってます。両面からプレート(ベベルギア)で押さえられてて左右の回転数が異なるときはボール(ベベルギア)が回転して回転数を吸収します。動作した場合と動作してない場合の動作量は等しく、片方の回転が網片方に移動しただけです」
こうなる。

これだとなんこっちゃわからんけど上記はデフを固定して左右の車輪を回したときの話。

入力がタイヤからじゃなくてギアを回したときのことを考えると
「デフに力が加わりました。ボールはデフギア本体に押されてます。この状態で左右に回転差が発生しましたがボールは両面のプレートだけじゃなくてギア本体にも押さえられてる(片方向に)ので重いです」

こうなる。

まぁ要はデフに力が加わるとボールデフのボールは

  • 両面からのプレート
  • デフ本体

の3つから摩擦を受けると。
反面ギアデフはベベルを固定してるシャフトとの摩擦が生まれる。だったらこの部分の摩擦が発生するようにしたらいいんじゃん。具体的には細いシャフトにしてベベルギアが少し自由になる様に!

おいおい何いってんのコイツ。ベベルギアが少しとはいえ自由に動くとギアのかみ合わせおかしくなるだけじゃん。

って。
うちが理解してる範囲内のボールデフとギアデフの違いはこう。

要は

  • ボールデフは加速度によって重くなったり軽くなったりする
  • ギアデフは何があっても一律

と。

空転した場合、ギアデフだと一様に力は内側に逃げようとするけど、ボールデフは前後への加速度によって重くなるので”多少LSD(に似たような)効果がありますよ”と。
実際はデフが重くなってるだけなんだけど。
…つかまぁLSDの理屈をしらないからこれが似非なのかどうかもよくわからんけどw


なんでこんな話してるか。
要は接地してる限りギアデフは無敵(と断言は出来ないだろうけど)。
だけど2WDの場合後ろあがったら終わりだよね。と。

まぁボールデフはゴミやプレートの痛みで引っかかったりグリス切れて焼き付いたりいろいろやらかしてくれるのでいろいろめんどくさい。
ギアデフはぶっちゃけ人により差が出にくい。

…閑話休題。

結論から言うとギアデフで数パターンの重さを確かめて駄目ならボールデフに逃げます。
前もって宣言しとかないと換えたときにあーだこーだなりそうなので宣言。

先日のシェイクダウンで発生したクラッシュ、よくよく考えるとどう考えても駆動系が原因としか思えないのを何度かやらかしてるので。
ギアケースばらすのめんどくさいという事象は…まぁそうなったらあきらめるしか…

つか帰宅してよくよく観察してみるとその場でわかったF右ナックル破損以上に被害が酷かった上、インリフトしてる証拠を見つけちゃったので。


上記のデフ話について、間違ってても責任とりませんw

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