2015年3月7日土曜日

業務とIT。インフラ屋とソフト屋。

組み込み分野はとりあえず別と言うことで脇に置いといて。


通常仕事で使用されるシステムを維持管理するIT屋さんには2種類の人種が居ます。

  1. インフラ屋さん
  2. ソフトウェア屋さん

ぶっちゃけこの2つを説明しろと言われると非常に扱いに困ります。
だって聞く相手はあまり興味ないから。


興味ない相手に誤解を恐れずに説明しようと農業に置き換えると…

インフラ屋さんは農地を作ることが出来ます。農地の作り方を知ってます。また、動物から農作物を守る物理的な知識を持ってます。
ソフト屋さんは農地で作物を作ることが出来ます。農地の使い方を知ってるのです。虫から農作物を守る農薬の知識を持ってます。

もちろんインフラ屋さんも自分の作った農地で何をしてるのか、興味があります。
なのである程度の作物を作る知識はあります。
当然ソフト屋さんも農地がないと仕事がつとまりませんから農地を作るためのある程度の知識は持ってます。

ただ、インフラ屋さんがソフト屋さんの助けなしに農作物を作ろうとすると害獣対策の出来た立派な農場を作ることが出来ますが雑草・虫だらけになってしまいます。食べられる物が出来るでしょうが、農地に対し出来る量も質も悪い物になります。
逆にソフト屋さんがインフラ屋さんの助けなしに農作物を作ると広さに見合ったおいしい農作物は出来るかもしれませんが農場の大きさに限界はありますし、害獣から守る事は出来ません。



元のITに話を戻しましょう。



紙ベースでやっていた会社がIT化を叫んだとき、まず必要になるのはインフラ屋さんです。
すでに大人数の社員を抱えているので、まずは広い農場が必要になるからです。

ただ、農場は広く出来てもいずれ限界が訪れます。
農場を用意できてもその上に発生した雑草や虫を取り除くための知識が圧倒的に不足しているからです。

次に必要なのはソフト屋さんです。
用意された広さに見合った作物を作るために雑草や虫を取り除き、業務を効率的に回すための知識を持っているからです。



では次にIT屋さんのうち、ソフト屋さんが現場の人たちに比べ何が違うかと言う話をしましょう。
インフラ屋さんは知りません。私はソフト屋さんなので。

現場と言う意味ではソフト屋さんはぶっちゃけ現場の人にかないません。
当たり前ですね。
現場の人は自分の業務を回すためにパソコンを使うことは出来ます。


じゃぁソフト屋さんはいらないんじゃないの?
と言うとそういうわけでもありません。

ソフト屋さんは業務を効率化して現場の業務を減らすのが仕事です。
今までのこぎりで作業していた人に電動のこぎりを用意することが出来ます。

のこぎりでも木は切れますからね。なのでソフト屋さんが居なくても業務は回ります。


ただし、事業が拡大した場合は別です。
事業が拡大して取り扱う量が多くなるといずれ「飽和」します。

じゃぁどうすればいいか。
追加で人を雇えば母数が増えますから当然こなす作業量は上がります。
ただし、100人いるところに今更一人二人追加したところで業務が回るようになるかと言えば否です。
数人どころか何十人単位で追加しないと間に合わない事が多いでしょう。
そのうち社員が仕事嫌になって母数が減るかもしれません。

こういうときがソフト屋さんの出番です。
ソフト屋さんは各個人の効率を上げられます。
つまり、一人一人の作業を効率化する事が出来るので一人がこなす仕事の量を上げることが出来ます。
一人あたり1.1倍の量をこなせるようになると100人しかいないのに110人分の仕事が出来るようになります。
ただし、効率化にも限度があります。車の運転や電話といった物量の世界はどうにもなりません。効率化は主に事務作業や作業の補助という分野になります。



多くの会社においてインフラ屋がいるのはまず農場がないとそもそも話しが始まらないからです。
ただし、前述したようにインフラ屋さんはソフトのプロじゃありません。
なのでインフラ屋しかいない情報処理部門に効率化を求めても低い効果しかありません。


…つまり何が言いたいかというと。


どっかに仕事ないかなぁ?


いや。たんに農場にたとえれば上手く説明出来そうだなと思いついただけ。


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