TOYOTAルマン3連覇オメ
スタート(ちょっと違う)直後にいきなり追突事故で順位落としたときは「まさか」と思いましたが。ていうかそこから2位まで「あっ」という間に戻ってきたのはなんて言うかトヨタ早すぎって感じでしょうか。
来年のハイパーカーに期待。
屋上に行った際の話題。
レバー比。
ようするに、コレ。
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支点力点作用点 |
多く、というか現存するほぼ全ての車両のセンターダンパーの取り付け角度(上記絵面)は90度以上で、
「動作量が増す程ダンパーの作動量が減る」
セッティング。
個人的には上記絵面のように、90度以内で、
「動作するほどダンパーの作動量が増える」
方が運転しやすい、というか「挙動が期待から外れにくい(=運転しやすい)」ので好んでやってるんですが。
じゃぁ
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ロールは?? |
ロールはどうなんだろうと。
TRGの太いチューブなら中にスプリング仕込むことが出来る…というのは例外として、
取り付け角度によってロールダンパーの動作量がどのようになるのか見てみた。
取り付け角度が90度以上でもダンパーを押し込む方の反対側では引っ張ってるので「あーんまり拘る必要ないんじゃないかなぁ?」ってのが個人的な見解。
市販品のほぼ全てはロールダンパーの取り付け位置はぴっちりギリギリまで寄せてるけど。
とりあえず個人的な見解として上記の様に認識してるのでロールダンパー同士の間をぴっちり詰めてないんだけど、結果はいかに。
というわけで。検証してみた。
検証方法は例によってFusion上で動かして測るだけ。3角関数で計算してもいいけど3角関数自体を思い出してExcelに式書いて、間違ってないか検証して実際に表を作って…なんてやってる方が明らかに時間がかかるので。
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こんな感じの手抜きモデルを作って |
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2度ずつ傾けたときの左右の長さをそれぞれ測るよ |
ちゃちゃっと。とりあえず寸法気にせずに適当にモデルを作って見た。
方眼はたぶん1メモリ5mm。軸が3mmなのでたぶん5mm。
…ちょっと違うけど大体の距離はあってる…のかな??
1度ずつやると面倒くさいので2度ずつ、10度までを測ってみたのがこちら。
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単位は全てミリ |
AとB、それぞれ軸との距離が異なるので2度単位の動作量を直接比較してはいけない。
グラフはX軸が傾けた角度、Y軸が動作量。
グラフを見る限りAの4度の値が微妙に怪しいモノの…
AもBも反比例角度が大きくなるにつれ、ゆる~~~い2次関数(=角度が起きていく)っぽいので、「角度が増える程動作量は増えていく」事が読み取れる。
これが動作量が増えるとグラフの角度が寝ていく絵面だと「角度が増える程動作量は減っていく」となるんだけど、やはり予想通りというか、左右正反対の動作なので結果としては予想は正しかったという事で。
まぁよくよく考えるとコレって理屈的にはステアリング(サーボセイバーの部分)と一緒なんですよね…切っていくほど左右の動作量の差は大きくなるアッカーマンと一緒。
まぁなんやかんや言いつつもそれ以前に差が0.1mmとかいうレベルの話。
ピロボールにボールエンドを押し込んだら0.1mmぐらい簡単にガタが出来ると思うのでさほど気にしなくてもいい…かな?
スプリングナシのダンパー作用のみなので、この形式のロールダンパーの場合、動作量に左右されずダンピングは一定の方が望ましいだろうけど。
Bの場合、動作量が増えるとダンパーが重くなっちゃう。
つっても0.1mmレベルの話なわけで…まぁ…動作量が減らないのでとりあえずヨシ。かな。
真面目に検証しようと思うと三角関数なんだよね。距離と角度どちらをどのように変化させるとどう変わるとか考え始めると。
今回の自作車の場合ロールセンターがメインシャシーより下だけど動作させた際に左右にロールセンターがブレる…のでもうちょっと話がややこしいはずなんだけどまぁいいか。
この手のシミュレーションを簡単にするツールとか言い始めたらお値段高いんだろうなぁ…
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