前回KARPに参加したのが12月。このときは土曜の練習日だけの参加だったけど、今回は日曜日に開かれるEPS-Jの方に参加してきました。
EPS-J 2023年3月のレースに参加してきた |
結論から言うと課題だらけだった。
いきなり壊れたフロントステアリングアーム
初っぱなから。
初めて壊したステアリングアーム |
会場が開けられてから空きスペースに適当に準備。
とりあえず使うタイヤを決める為に適当に流してみると…
いきなりw
もうね。そこが壊れるの!?と。
今までガタは出ても一度も壊したことが無いので同じサイズのスペアは持ってなかった。
角度違いのセッティング違い用であればあったので急遽交換。
原因は…ステアリングアーム下にポンダーを配置しているが、ポンダーのコネクタがたまに抜けて気がつかず走る事があった(谷田部で)ので、ポンダーのLED確認用にスリットを明けていた事。
この部分の強度だけが低かったため、負荷が集中したと思われる。
まぁこんなのはぶつけて壊さないとワカラン。だいいち、いままで谷田部のフェンスにぶつけようと、壁を駆け上って吹っ飛ぼうと一度たりとも壊れなかったので気が付きようが無い。
なお、最終的には写真にある黒いアーム、カーボン混入ポリカーボネイト製…4号車の、かなり初期の試作物が手持ちに混じっていたのでそれに交換した。
セッティング様に量産したオレンジ色はPET-G、黒いのは基本的にカーボン混入PC。
現在円安(+なぜかPrusamentのカーボン混入PCはいつも売り切れ)のおかげでカーボン混入PCは必要なのが明らかな箇所にしか使ってない。代替素材か、ブランドを探す必要がある。
閑話休題。結論。
…アッカーマンは捨てた。(要は低速コーナーで曲がらなくなった)
壊れてリタイヤよりはマシ。
タイヤ欠け祭り開催
最終的にダメにしたのはフロント右ばかり4個 |
まぁ最終結果は8位/10台。8時に会場入りして1時間と立たない間にアーム壊してタイヤ1個目欠けてなのでどうにか完走出来ただけマシという物。
問題は車両本体…まぁアームを壊したので全く問題が無かったわけでは無いが…というより、やはりタイヤ。
タイヤのノウハウがなさ過ぎるのが最大の問題。
コレばかりは場数…だが、特設コースなので練習にいけば良いという物でも無い。
が、やはり現地で知り合ったWさん曰く、皆「情報は隠す傾向が強い」という話で、現にネットを見てもなかなかKARPについてあれこれ書いてる人はいない。居ないことは無いが少ない。
結構さがしたが、F1についてあれこれ書いてる人は皆無(レビューはあったが)、トゥエルブについてはSRFの中の人等が記載があるかなぁという程度。
なので思いついたこと、知っておいた方が良い事は適当に書いていこうと思う。
とりあえず言えるのは…
レギュレーションについて
聞いたわけじゃ無いけど、おそらくだが、KARPとEPS-Jは別物。
ただ、主催側も実質ごっちゃにしてそう…というのも、EPS-J側のレギュレーションに「最低車高はイベント会場となるコースのルールに準じる」とあるのでイベント会場となるKARPの方(kimihiko-yano.net)に問い合わせると「ココみてね」とEPS-Jのレギュレーションのページを提示されたため。
なお、KARPの最低車高は3mmである。(2023年3月時点)
また、EPS-Jのレギュレーションを見ると、1/12レーシングの箇所に「IFMAR/ROAR/JMRCAルールに準じる」という文が見えるが、IFMARのルールがもしF1に適用されるとフロントのダブルウィッシュボーンはレギュレーション違反である。
問い合わせたところ、EPS-Jにおいてフロントのダブルウィッシュボーンは可。
つまりTRG系車両は出られる。
自作RC-2/3/4号車もダブルウィッシュボーンなので出られる。
すげぇどうでも良いが、この「上下サスアームのどちらか固定してないとダメ」な記載。
個人的にはコレはキライ。
というのも、海外製車両の説明書を見てると、「板一枚をネジじゃなくてボールジョイントで留める」だとか、「左右アームそれぞれをネジ留めしてるが、ステフナーという名称で連結するかどうかは選択出来る」という、しならせる前提の設計がされている為。
それは「固定」じゃないんじゃないかい?
MAPローラー式ダイナモ計による時速計測について
仕組み的には大層なことをしてるわけじゃないが、コレをつくる労力を払っているところが素直にスゴイ。レースにかける意気込みを感じる一品。
ダイナモ計 |
- タイヤ径:56.0mm
ピニオン:26枚
つまり、指数=53.2でダイナモ上、約4600回転ちょい。 - 同じくタイヤ径:55.5mm
ピニオン:27枚
指数=54.7で、ダイナモ上約4700回転ちょい。
自分に向かって加速からの直角カーブ(+S字) |
タイヤについて
話によると、グリップ剤有りな状況においては瞬間接着剤におけるタイヤの接着は大前提で両面テープはあり得ないんだそう。
というもグリップ剤を両面テープが吸って接着が弱くなるし、両面テープの厚みだけ曖昧になるんだとか。
ただ、今回のタイヤ欠け祭りについてはどういうわけか認識出来ないコーナーが大部分の原因な気がするから…両面テープがグリップ剤を吸って接着が弱くなる…のは一度試してみようかな…トゥエルブみたいに本当にペラペラなタイヤなら露骨なんだろうが…同じ両面で付くったリアタイヤが全く欠けなかった所をみるに欠けた直接の原因とは思えない。
…ぶつけたときに欠ける確率はそりゃ上がるだろうし、現に4本ダメにしてるから瞬間接着剤が欠けるリスクを減らす保険代わりになるのは間違いない。
…アセトンによるホイール再利用についても実験しないとダメですな…
たこ足配線
延長コード必須。
という記載が持参物に記載が有ったと思うが、たこ足のタップが2つ必要。
- 誰かのタップに割り込ませてもらう為のたこ足タップ
- 自分の所で使うたこ足タップ
ショルダーグルー必須?
今回の様な低速中心なら数カ所ガマンすればどうにかなるだろうが。
有った方が安心。実際今回ハイサイドを恐れて躊躇する事は無かった。
前述のコーナーによるタイヤ欠損の方が大問題だった。
一つだけ心残りなのは…あれこれ情報収集と皆の車両を見学に回れなかったことか。
不用意に歩き回って足を痛めると夜まで持たない(普段も電車を降りる頃には足が痛くて動きたくなくなる)事が予想されたため基本的に自分の椅子でゆっくりしてたので…会話に付き合ってくれたWさんとSRFの中の人には感謝。
HOBBYWINGのG4-21.5Tについて、モリモリトルクなのはそうだが、このHOBBYWINGのモーター、低速域が非常にガサツ。
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