センターリンクの構造を見直し…てる途中に。

2024年8月12日月曜日

自作RC

t f B! P L
まだ少し咳が残ってるので家でのんびり。
ゴミ出しに外に出たけど、朝早いのに肌を焼くような日差し…
ちょっと本気出しすぎちゃいますか
これで仕事が暦通りじゃなければもう少しゆっくりできるんだけど…

現状のリンクは…なんていうんだろう?
Vリンク式?とよく呼ばれてる気がする。主にKARPで見物に来た人からは。
Vリンク式のピボット部
Vリンク式のピボット部

こういう風に動く。
Vリンク式
動かしてみる

理論上、ロールセンターの軸がシャシー下に設定してある。
ただ、この構造、困ったことに前後方向にやたら厚い。

Vリンク式は前後方向にやたらスペースをとる
前後方向に約2cmある

実際の設計上は前後に数ミリ詰めてあるのでさすがに2cmという事は無いが、それでもスペース取り過ぎなのは変わらない。
もうちょっとなんとかならんのか?と一般的?な構造を軽く作図してみた。
わかりにくいので板付き
これだと前後方向が約半分の11~12mm程で済む。
けど、これロールダンパーどうするんや?とおもって…

なんとなくロールダンパーを足してみる

せっかくだからダンパー一本だと左右の動作量がどのくらい違うのか見て見よう!
と思ってリンクを設定。
長さ的に丁度良いのがTRF103用のダンパーモデルしかなかったけどまぁいいか…

ロールダンパー1本
左右ロール時のダンパーの動きの差を見て見る


まず何もしてない状態。

中立状態
中立状態。-3.497mm

右に10度ロール。
右に10度ロール
右に10度ロール。-0.784mm
左に10度ロール。
左に10度ロール。
左に10度ロール。-6.553mm

ボールエンドが明後日の方向を向いていても気にしてはいけない。気にしたら負け。

つまり、左右それぞれに10度動かすと
ダンパーが伸びる方向には2.713mm、
ダンパーが縮む方向には3.056mm動いたことになる。
その差が0.3mm。
これを間隔的にでも解るかどうか…微妙…CNCなんて弄ってると0.3mmってかなり大きいズレだからなぁ…
ただ、「10度も動くか?」と言われるとそんなことないわけで。

自作RCの設計上は左右それぞれ6度程度動く事を前提に、物理的に干渉しないマージンとして最低12度以上で設計してあるものの、車高4mmか5mm状態で5度も動けば路面に擦るから…(当然車幅次第だが)
単純計算、左右差が0.15mmって解るんか?と。

まぁそれでもこの0.15mmが気にくわない?から世の中に出回ってる車両は左右に1対のダンパーが載ってるわけで。

前方向に5度お辞儀
前方向に5度お辞儀。-3.457mm

ついでに前に5度お辞儀させてみた。(右側のカーボンが前方と仮定して)
お辞儀するとで0.04mm伸びた。
伸びる方向に抵抗が掛かる為、ピッチング時には左右にそれだけテンションが掛かる。
この図だと「0.04mm分の抵抗だけ左にロールしたがる」事になる。
つまり、斜めにお辞儀したがる。

左右一対のダンパーが載るのはどっちかというとこっちが原因な気がするけど…
…まぁ段差が0.04mmとかなら指の腹で撫でれば解るだろうけど、果たして伸び縮みの0.15mmとか0.04mmとか体感できるのか…信じる者は救われる世界な気も…

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