今回のネタは…
長らく探していた7000系アルミの3mm板!
手元にヤスリがあったのが運の尽き。
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3mmのアルミ板 |
3mmは全然全く取り扱いがない。5mmぐらいになると取り扱いあるんだけど、5mmから3mmぐらいまで削り込むのは無駄にも程がある。
なので3mmの板が見つかるまではシャシーに手を出すまい…と思っていたんだけど、白銅にYH75の3mm板があることに気がついた。
…気がついたのは昨年末なんですけどね?
先日カーボンのシャシー削ってる時にCNCに妙に誤差出てるな?と思ってたんですが。
Y軸方向に0.1mm/10cm程度の誤差があるので改めて誤差を測ってみると
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誤差、0.01mm/30cm程度 |
カーボン切り出した時は確かに手前と奥で誤差が出てたはずなんだが?
まぁ誤差が出てないならシャシー切り出してみるかと。
と、思って初のアルミ板モノにチャレンジ。
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というわけでシャシーを削り出してみた |
アルミは小物しか作成してなかったので、こんな大きなモノは初チャレンジ。
形にはなったものの、いろいろ失敗した。リカバリできたからそのまま使うけど。
とりあえず、準備した段階で前回カーボン板削り出したときに出てた誤差は原因がわかった。
完全にベッド(材料を固定する台)のせい。
クランプを締めるとゆがむ。
ベッドの上に捨て板とアルミ板を乗せて締めた後、再度はかってみるとすごくたわんでたw
ベッドが3分割なので部材の左右位置には気をつけないとすっごいずれるのは気がついてたんだけど…これはベッドそのものを交換しないと解決できない。
ベッドはアルミ、厚み自体はあるものの、弱すぎ。鉄かステンあたりで作らないとだめですね…
まぁそれはさておき。
眺めてたらカッターマーク(切削痕)が気になった。
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…激しく後悔中… |
めっちゃくちゃ、すさまじく大変。(当たり前)
YH75って厳密には7075とは違うものの、それでも7000系アルミだし。
たとえ切削痕の段差が0.0?mm程度といえ、7000系アルミを紙やすりでとか無謀の極み。
後に引けない…
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完全に消すのは諦めた |
微妙に残ってるけど…まぁいいやというレベルまで削って終了。
3時間ほどかけてようやくこの状態。なんかうまい方法ないんでしょうかね??
工業系はよくわからん。
DIY的な結論としては、表面を安易に削るなってことでしょうかね。そもそも切削痕をつけるような事をしなければ余計な苦労をせずにすむ。
3mmは厚すぎる気がする。けどカーボンと同じ2.5mmは…曲げたら再生産大変だし、間をとって2.8mmにするか。0.2mmならエンドミル何往復もしないですむし!
なーんてしょうも無いことは考えたらアカンってことや。(アルミシャシーは2.8mmで設計してた)
もっとも、仮に2mmでも30.5Tの速度で曲げるのはすごく大変だと思うが。
とりあえず主目的は80g程車重が足らないってことで、重量増が主な目的なので形状はほぼそのまま。真ん中の穴が気持ち大きくなって、後方に伸びてるステー部分が少し広がったぐらい。
思ったけど、アルミシャシー、ピッチング方向は長さがあるせいか、想像よりは柔らかいですね。
カーボンと比べたら遙かに堅いけど、想像よりは柔らかい。
ロール方向はガチガチだけど。
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