なのでずーっと修正していたんですが。結構あちこちの部品を改善していった結果…
カーボン混入ポリカからPET樹脂(オレンジ部分)に |
カーボン混入樹脂の残量がだいぶ心許なくなってきたのでそろそろ考えないとなーという流れでPET樹脂に。
どうしてもポリカに比べて熱に弱いのでモーターマウントみたいな物は無理だけど、それ以外なら意外といけるんじゃね?と言うことでPET樹脂製部品が増殖中。
PETの特徴はZ軸の強さ。3Dプリンタの仕組み上、薄い樹脂を積んでいるだけなので、剥がれる様な方向に弱いんですが、PETはかなり強い。機械的な強度はどうしてもポリカに負ける物の、全方向にバランス良く、またABSに比べて管理も楽で印刷が簡単なので、PETで済むならPETで行きたい。
と思ってかなり力がかかるフロントのアッパーもPETで走って見たんですが…
意外と大丈夫ですね。何回か壁にぶつかったけど…破損ナシ。
3Dプリンタのスペア部品近いうちに頼む必要があるので本家のちゃんとしたPETも頼んでみようかな?今使ってるのはamazonの中華セール品だし。
閑話休題
カーボン以外の部品は前回走行時のフィードバックにより結構な量を作り直したので今回もシェイクダウンと言っても良い状態。
走って見た感じ、印象としては…まぁ前回の通りなんですが。
おそらく屋上のゴム舗装路面では4号車はTRG117・自作RC-2号車/3号車にまず勝てないのでは無いかと。
まぁ終始滑る屋上の路面に置いて、レコードラインなんてのは合ってないような物…特にレースの様な混走状態だと正直無理ゲーなんですが、一応「こう走ればタイムが出る」というラインに乗ってる限りは4号車もそれなりのタイムは出せそう。ただ、決定的に3号車と違うのはラインから外れたときに、リカバリが辛い。
どれだけラインから外れても簡単に修正が効く2号車3号車に比べ、4号車は一苦労。ブレーキ掛けた方が早いw
たぶん前後の重量バランスや、重量物のレイアウトのせいじゃないのかなぁ?と。
2号車3号車の重量バランスは前:後=45%:55%。
対して4号車は40%:60%。
主要なセッティングを2号車3号車よりにすれば一応同じ走りは出来る物の、後ろが流れたときの挙動は2号車3号車に比べて急で止まらない。
滑ったときの挙動がゆっくりで、リカバリが楽で簡単にラインの修正が効くんですよね。2号車3号車は。
4号車のテーマとしてあげたマスの集中化により、慣性モーメントの数値はかなり小さく(軽い力で車両の姿勢が変わる)なっているのでこの辺りもかなり関係していそう。
当然アライメントもかなり変更になってるので絶対コレが原因って訳じゃ無いし、まだ10パックも走ってないのでまだまだこれからですが。
谷田部に持ち込んで高グリップ路面で走って見たいですね。
重量バランスだけは普通のメーカー製F1と同じような物だし、3号車はかなり前が強くて後ろがすっぽ抜け気味なので4号車はちょうど良い具合かも知れない。
0 件のコメント:
コメントを投稿