先日EPS-Jに出る時、残り在庫に心許なかったハイトアダプターを印刷したんですが。
そのときに気がついたことをば。
DD車両に使われるハイトアダプター。
あれ、タイヤの幅が一定内に収まる様に運用するので
「よく使うサイズと余り使わないサイズ」
大体この2種類に分けられるんですよね。
ここ最近の、5号車以降についてはタイヤの直径が48mmで、0mmのハイトアダプターの時に車高が4mm~5mm程度になるように作ってあるので、必然的によく使うのは0mm/0.5mm/1mmのどれか。それ以外のサイズは余り使わない。
市販品のハイトアダプターは0mm~3.5mm(0.5mm刻み)がセットになっていて1000円ぐらい。はっきり言って「もったいない」ので、ハイトアダプターは基本的に3Dプリンターで作った物を使っている。
で、話を元に戻して0.5mmが摩耗してたので再度印刷。
作った結果がこちら。
いまいち出来がよくない |
それぞれ、どういう状態かというと、
あまりに酷い |
フィラメントが正常な状態で印刷したもの、
フィラメントが吸湿した状態で印刷したもの、
吸湿したフィラメントを乾燥してから印刷した物
の3つ。
どのくらい違うかというと、
まぁ正常なものにはかろうじて0.5と掘られてるのが他の2つには見えないので既にアキラかだが…
正常なフィラメントで印刷したもの |
インチサイズのベアリング(3/8inch≒9.525mm)なので9.58mmだと気持ち大きい。使えなくはない。というサイズ。
ベアリングが入らないのですぐに気がついた。
これに比べて、
吸湿したフィラメントで印刷した物は
すごいズレっぷり |
ベアリングが入らないのですぐに気がついた。
で、これを…2時間ほどフィラメントドライヤーにかけてから再度印刷。
完全に元には戻ってないけど、この程度の誤差なら使える |
ほんの気持ちだけ寸法が足らないが、樹脂なのでこの程度の誤差なら十分使える。
ただ、スペーサー表面の文字は読めない。
ここで正常といっているのは摩耗済みのもので、印刷したのは1年前ぐらい?わすれた。程度には使った物。
いずれもカーボン混入ポリカーボネート、インフィル100%の状態。
このカーボン混入PCフィラメント、運用としては「とりあえず乾燥してればいいんだろう?」と、パッキン付きの入れ物に山善の除湿機を放り込んで運用、除湿機自体は定期的にリフレッシュさせて再利用…しているんだけど、最近は「残り少ない&2年半前に購入した」フィラメントなので外に放置してたんですよね…スペアのフィラメントも用意できてるし。
するとこのざまですよ。
まさか吸湿がこんなに寸法精度に影響があるとは…
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